それまでの長野新幹線という名称が変わってしまって、「長野」の名前は(長野経由)というカッコ書きにとどまったことは個人的に残念でした。
とはいえ、大好きな金沢と新幹線一本でつながったことはとても喜ばしいことです。
北陸新幹線で金沢へ
先日、新幹線を使って金沢に行ってきました。これまで新幹線は東京方面に行くために利用していたので、2番ホームから乗り込むのは新鮮。
「かがやき」は全席指定席なので、自由席を利用するなら「はくたか」に乗ります。
旧型の長野新幹線が青色シートだったのに対して、新型車両のE7系W7系は赤系のシートです。
各座席にコンセントがついているのはとっても便利。
あと、地味ですがヘッドレスト(枕)がファスナーで位置調整できる仕組みが気に入っています。
※グリーン車など特別車両は利用したことないので分かりません(笑)
開業直後に比べてだいぶ落ち着いたのか、思ったような混雑ではありませんでした。
金沢駅に到着
背後に写っているのが乗ってきた新幹線です。せっかくなので先頭車両を撮れば良かった。
ホームで写真や動画を撮影している人の姿も時々見かけました。
そして改札を出たら、広い広い通路空間です。
記憶の中にある金沢駅じゃない!
余談ですが、石川県内で初の自動改札機設置も話題にもなりました。
金沢市に配布された資料 pic.twitter.com/RKT825j49i
— つねだきょうすけ (@soycd_LSD) 2015, 3月 12
駅を出たら、ガラス張りの「もてなしドーム」、そして出口には朱色の「鼓門」です。
「金沢に来るなら、春か夏か秋か冬がいいと思います。」 という全季節オススメする垂れ幕が目を引きます(笑)。
「ようこそ金沢へ」のほか、時刻が表示されます。
地図をもらいに駅の観光案内所に行ったら、置き傘MAPというものを発見。
忘れ物などの傘を再利用したこのシステム、すごくいいですね!
雨の多い北陸金沢、歩いて回る観光客にとっては必要な時に借りて好きな場所に返せるので助かると思います。
金沢市内の散策
今回の目的は別にあったので、市内めぐりはほんの少し。活気あふれる近江町市場。
混雑する中で店頭や商品を撮影をするのはあまり良くないと聞いたことがあるので、中心から少し外れた場所でこっそり撮影。
信州では見かけることのない珍しい魚介類や農作物など、眺めているだけでも楽しいエリアです。
賑やかな店先の席で海鮮をつまみに飲んでいる人たちの姿も羨ましかったです。
そして金沢城公園。
天守閣はなく、復元された門や城郭と整備された広い公園の美しい場所でした。
その先に隣接して兼六園があります。
金沢駅から徒歩では少し距離があるので、周遊バスなど利用すると便利ですよ。
おまけ:富山駅
ちょっとした出来事があって、富山駅で少し時間を過ごすことになりました。駅構内の待合室に行ってみたところ、思いがけず居心地が良かったので紹介。
手前のベンチが向く壁側には映像モニターと新幹線の時刻案内表示。
発着のアナウンスも流れるので乗り過ごしの心配はありません。
そして奥にはカウンター席。
コンセントも設置されているのでちょっとした作業もできてしまいます。
ノートPCと書類を開いているビジネスマンの姿もありました。
そしてこの人の少なさも快適(笑)。
利用者が少ないのは駅にとっては微妙なことですが、通過駅にするにはもったいない良い駅でした。
窓から見た富山駅前。
まだ一部で整備工事が行われているようです。
富山市もいつか機会があれば、降り立ってみたい街です。